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ゲーム関連

情報とかPCとかインディーとか

情報

ゲーム情報サイト

 情報サイトの中でよく見るものを紹介。ゲーム関連は他にも沢山のサイトがあるが正直酷いものが多く、当然紹介はしない。
 音楽ページにも似た様な事を書いたが、メディアと言いつつも現実は企業が発表した宣伝をそのまま載せるだけのサイトばかりである。結局商売であり、政治は存在してもジャーナリズムは存在しない。ゲームが社会的に閉じた存在であるのはメディアに批評性や社会性が無い事と無関係ではないと思う。今までとは違う流れを持ったメディアの登場を願う。

IGN JAPAN
 「北米でスタートした月間7500万ユーザーが利用する世界最大級のゲーム・エンタメ情報サイト」だそうです。宣伝記事ばかりではなく企画記事が多い事、レビューが丁寧な事、動画で雑談をしたりニュースのまとめをしたり、編集部の顔が見えるのは良いと思う。ライター個人の意見を重視するスタイルは今まであまり無く、個人が見える事でその事に信頼性を与えている。
 海外発の影響なのか、映画やドラマの記事も結構ある。なのでリンクはゲームページにしてあるが、それだとゲームに関係しているのに見れない記事も出てしまう。以下参照。儲かってないから人を雇えないのかは分からないが記事数は少なめ。ここ最近は商品紹介・セール記事が多くなってきて、結局商売である以上どこのサイトもこうなっていくのかという諦めも感じている。
 ゲーム情報サイトはどこも見辛い。このサイトは記事の並び方が基本縦並びだが、ページ上部の横並びは時系列を無視して表示され、なおかつ縦並びからは省かれるので分かり難い。javascriptが有効じゃないとページが送れなかったり、記事の発表日時が相対表記だったり、字が大きすぎたり、記事のカテゴリ別表示が分かりにくい(実は細かく分類できる物もある)。
 カテゴリ別表示は、例えばゲーム記事だけ表示にすると映画、ドラマ、セール情報がなくなり一見みやすくなる(商品紹介は残る)。だが、ゲームのレビューやゲーム関連のドラマやコラム等、ゲームカテゴリに入れてもよいのではと思うものが入っていたり、無かったり、分け方の基準がわからない。また、記事の二重投稿やカテゴリ分けが明確に間違えている事が結構な頻度である。以上の事から、常に見逃しがある可能性も考えないといけなく、実質カテゴリ別表示は役に立たない。
 レビューカテゴリは、分かり難いがページ中部にゲーム・映画・ドラマを分別する機能がある。メニュー内のオススメ商品とセール情報はURLを見ればわかる通り全く同じ物だ。レギュラー番組カテゴリは番組自体は続いているのに1年以上更新されていない。分かり難さを解消したり、チェックをする体制が整っていない事が分かる。残念な部分だがこれも人の少なさ故だろうか。
AUTOMATON(全記事ページ)
 「国内外のゲーム情報サイト・意見を誠実に伝える」だそうです。最新情報という名の宣伝コピペ記事が少なめで、インディーゲームの紹介が多めなのが特徴。CSよりPC寄りで記事数も多くないが、他のサイトも宣伝コピペ記事を無くしたらこんなものだろう。ライターの意見が書かれた記事や、丁寧なレビューが多めなのが他サイトとの違いであり良い点。
 であったが、それらの記事を書いていたライターが内輪揉めや引き抜きで居なくなり、面白い記事がほぼ無くなった。SNSでウケるためのあからさまな記事も増えてきたし、それによる問題も起きた。今は特にインディーやPCを推している訳でもない。このサイトがこの様になったのは、自社販売サイトのPLAYISMの終了により、自社のサイトや商品を売るという目的が一部失われ(パブリッシングは続けている)、メディアの方向性に迷いが出たからなのではと推測している。
 そしてこのサイトもやや見難い。記事数が多くないのにジャンル別表示が最初に表示されるので、更新された記事を見ようと思うと下までスクロールしないといけない。なのでリンクは全記事一覧ページにしている。だが、このページは字やサムネが大きくなりページ当たりの表示数が少なくなるというデメリットがある。他にも、たまにサイト表示が重く遅かったり、変なセキュリティ機能?によってサイト自体表示されなくなったり、一部のブラウザでは閲覧自体出来なかったり、また見れるようになったりする。
 このサイトの運営会社は、ゲームの販売(上記の通り現在は終了)やローカライズも行っている。「State of Mind」という自社でローカライズした作品の紹介記事で、そのローカライズの酷さを指摘するという、ある意味正直と言うべきか不思議な記事があった。同じ会社なのだから記事にする前に修正すれば良いのではと思っていたら、後日、その指摘部分が削除してあり、さらにその後、記事自体が削除されていて唖然とした。アップデートで問題個所が修正されたという報告は無い。この記事の少し前にこの会社の取締役がローカライズの大切さを語る記事を掲載していただけにより残念に感じた。
4gamer.net(記事検索ページ)
 日本最大級と謳っているだけあって守備範囲も記事数も膨大。スマホも大きく扱っているのも他との違い。といっても宣伝・告知記事ばかりで、編集部独自の意見はほぼ無いし、企画・特集記事等も少ない。連載もあるが、一部の人以外はやっていたことを忘れるぐらいにしか更新しない。だが、何故かハード関連記事だけかなり専門的で予備知識が無いと全く理解出来ない。他の記事でもこれぐらい詳細な記事(解説付き)を作ってほしい。自前で点数付きレビューをやらず、代わりなのか読者レビューを載せている。見た限り内容の添削はせずに無審査で載せている様で内容は言わずもがな。インディーの連載も縮小して有名作を後から紹介するような状況。であったが、現在はレビューもインディー連載も終了し、更に内容が薄くなり、一週間分を流し見して中身を読んだ記事があれば良い方といった状態だ。
 とにかくこのサイトは非常に見難い。画面全体を覆う広告、縦三列構造でさらに外側は広告スペースな為、肝心の記事スペースが小さい。そもそも記事の順番の理由が不明である。日付毎に区切りがあるが、実際には表記されている日付ではなく意図的に日や時間をずらして掲載したりしている(特に深夜に更新される記事)。さらに、膨大にある宣伝文句だけの一行記事はとても見にくく、見てもらう気が感じられないし、実際宣伝になっているとは思えない。そのうえ、一部の一行記事は太字で強調されたりして、読んで欲しいのか欲しくないのかわからない。2日以上前の記事の一部のみを注目記事として載せているがこれも見にくいだけである。
 だが、上記リンクの記事検索ページからなら多少ではあるが幾つかの問題を解決できる。まず、このページでは時系列順でしか表示されないし(通常ページも時系列順はできるが一行記事が除外出来ず、かえって見にくくなる)、全面広告なども表示されない。分かり難いが一行記事は「リリース」の事らしく、これをクリックして、上段に表示された文字を右クリックすると除外できる。これでかなりすっきり見れるうえ、太字一行記事は除外されない。
 しかし、必要な物を見るために、各ジャンルを抽出・除外させたりしてさらに絞り込みたいが、同カテゴリからは1つだけしか選べず、多くの記事は複数のカテゴリにまたがっているので下手に選ぶと見たい記事も除外されてしまうなど、機能としてはとても弱い。結局、色んな記事を網羅的に見ようとすると大変な事に変わりはない。なので最近は、見逃しがある事を割り切ってカテゴリで大幅に絞って見ている。
 提携しているGamesIndustry.biz Japan Editionは、「欧州最大のゲームメディアであるEurogamer.netを運営するGamer Netoworkによるゲーム業界向け情報サイト」だそうだが、記事数も少なく機械翻訳そのままの変な日本語記事が多い事が気になる。以前は翻訳者を雇っていたが今は機械翻訳のみの様だ。実際に元記事をDeepL翻訳にかけると、ほぼそっくりな文章が出る。これをちょっと手直しして載せているのだと予想する。
ファミ通.com
 言わずと知れたゲーム誌のサイト。ここはサイトと雑誌の両方を展開しているが、ネットでいくらでも情報を無料で見れる時代に紙媒体で古い情報を有料で見る意味はあるのだろうか等と考えたりもする。情報は有料である雑誌を優先していると思うのでこのサイト自体は特集を軽くしか見ていない。というか、それぞれ別のルール/並べ方で作られたリストを混ぜて表示していて見にくすぎる。
 雑誌に限るがマイナーなソフトやダウンロードのみのゲームを除外せず、ほとんどのソフトのレビューをしているのが最大の良い所だと思っていた。だが、インディーやPCゲーが盛り上がっている現状では、CS機で出ているゲームのみなのは仕方がないとはいえ物足りない。レビュー自体は、どんな人間がどんな物をどんな基準でどんな風にレビューしているかという、当たり前の基本情報が皆無であり、文字数も圧倒的に少ない。基本情報がほぼ無いレビュアーが複数で評価する意味も分からないし、実際人によって大きく評価が変わる事もない。その状態で合計点が高い物を抜粋した特集等をたまにやったり、点数のみが一人歩きしている状態である。もっとも、点数に関しては10点満点で7点が基準という忖度丸出しのルールな時点でおかしい。実際5点未満は自分が知る限り見たことがないので、実質5~10の5点満点で見る必要がある。他の良い所は業界でのコネがあるのか独占記事がたまにあったりする所だろうか。
 気になる点は、誌面では一部カットされた記事の完全版をサイトに掲載という、雑誌の存在意義を自ら捨てるような行いをする事。香川の条例が通った時、自分たちの飯のタネに規制がかけられる大事なのに最大手であるメディアでたった2ページのかなり薄い記事しか載せなかった事。同じ角川グループで複数のゲームメディア(ファミ通系以外にも、電撃系、その他)を持つ理由等がある。

PCゲーム関連

PCゲームに関して基本的な事を紹介し、インディーゲーム沼へと誘い込む為の記事群。

おまえのPC、既にゲーミングPC
 ゲーミングPCとは、ゲーム用として特に何かが違う訳では無く単に高性能(特にグラフィック回り)なPCの事である(適当)。最新のゲームを動かすためにはそれが必要でとても高価であると世間では言われていたりするが、それは嘘だ。PCゲームの特徴としてハイスペックを挙げるのは不十分で本当の特徴は多様性である。ハイスペックはその中の一つでしかない。
 後述するSteamの統計を見れば一目瞭然だが、ほとんどの人はそこそこの性能のPCしか使っておらず、グラボ(グラフィックボード。名前の通りグラフィック回りを担当するPCパーツ)すらついていないPCの人もいる。これは当然の話で、ハイスペックが要求されるのは最高画質、高解像度、高フレームレート、録画と同時に配信しながらVtuberアプリも動かして、VRも…とか余りに上を見過ぎている時に必要なだけで、ただゲームをするだけならそこそこの性能・値段の物で良く、10万円以下でも普通に買える。更に言えば筆者が好きなインディーゲームは規模が小さい為にリッチなグラフィックを持ったゲームはほとんどないので、ゲーム用でもなく、高性能でもなく、グラボすら積んでなく、量販店で普通に売っている、メーカー製の、10年前の、特別高価でもないPCで普通に動く。3Dでも簡素な物や、一昔前のものなら普通に動いたりする(実際昔はそういうPCで遊んでいた)。
 と、いうわけで「おまえのPC、既にゲーミングPC」と言う事になる訳です…。勿論インディーでもグラフィックに凄くこだわった作品もあるので一概に言えないが(急に弱気)、2Dなら大体普通にプレイできると思います(更に弱気)。動くかどうかを試すだけならSteamで無料の色んな体験版を試してみるとよいと思う(話題そらし)。
 結局何が言いたいのかというと、PCゲーマー、そしてインディーゲーマーの人口を増やしたいって事です…。
ストア・プラットフォーム
Steam  2003年から開始。初めは運営のValveのゲームしかなかったそうだ。PCゲームは事実上ココが独占しているので使わないという選択肢はない。昔より大分ましになったが、基本欧米向けで日本語が無い物や後回しにされたりするが、最近増えていると聞くとはいえ、PCゲー人口が少ない事を考えたら仕方ない。
 良い所は、単一の仕組みでまとめ上げてPCゲームの管理をし易くした事だろう(だがそれは同時に他のプラットフォームに移り難くする為の囲い込みでもある)。他には、海外のゲームが普通に買えたり、インディー系が多い所。
 問題点は、サイト自体が非常に使い難く、ゲームを探す事が困難な事。そもそも掲載ゲームは金さえ払えば全部載せるというやり方なうえ、ゲーム自体の分類や整理をせず、ユーザーが勝手につけるタグに丸投げだ。リストも情報や絞り込み/並べ替え機能が弱い。たまに曖昧で恣意的な表現規制で揉めたり、おすすめ機能も何の関連があるのか分からない物が出たり、名前を正確にコピペしても検索結果が正しく表示されなかったり、開発者をクリックしてもパブリッシャーページに飛ばされたり、レビューもお勧めするか/しないかの2択しかできない。google検索では見つかるけどサイト内からは検索できないページがあるとか、他にも挙げたらきりがないがとにかく使い辛い。最近デフォで日本語チェックが付くようになった。ほとんどのゲームは日本語対応してないのでリストを使う度に毎回外さなければならなくなった。酷過ぎる…。

Epic Games Store  2018年12月にオープン。運営のEpic GamesはUnreal EngineやFortniteで有名な会社。
 ゲーム製作側とプラットフォーム側の取り分の割合がSteamは70:30の配分だが、大手の会社が自前のサイトで売り始めたら、Steamは凄く売れた場合のみ75:25の比率にする、更にもっと売れた場合は80:20にするという、何ともケチ臭く、大手優遇、インディー無視な発表した直後に、88:12のEpic Games Storeの登場だったので笑ってしまった。
 ゲームを定期的に無料配布する事で話題になったが、初期の強引な独占によってかなり悪いイメージも付いてしまった。プラットフォームが増える事や機能が弱い事に不満がある人もいる様だが、金を取られるわけでもないし、初期設定が終われば面倒な事は無いし、筆者がプレイしたゲームはクライアントなしでも遊べたし、ゲーム以外の機能を使わない筆者には機能的な弱さは感じない(そもそも厳選されたタイトルしかないのでSteamのような探し難さは起きない)。まともな競争が生まれて一強状態が終われば、Steam/EGS/製作者/ユーザー全てにメリットがあると思う。

itch.io インディーゲーム専門(かどうかはしらないがほとんどそう)販売サイト。Steamみたいなものだが、審査がより簡単でロイヤリティも要らないらしい。どうやって運営してんだと思ったが登録者が選べる様だ。敷居(正しくはハードル)が低いのでかなりの数のゲームが集まってるらしい(有象無象ともいう)。たまに超ドデカいチャリティバンドルを発売したりする。そもそも何て読むかすら分からん(イッチ・イオ?)。近々日本進出するというニュースを見たが全く音沙汰無しなのでガセだったようだ…。
 他に似た様なサイトでGame Joltと言うサイトも稀に良く聞く。すべてのタイトルが無料らしいが、当然ながらよく知らない(サーセン)。
Steam補助サイト
 使い辛いと感じてる人は世界中にいるので、外部サイトやツールが充実しているので紹介。

Augmented Steam Steamサイト上で色々な情報を追加できるChrome/firefox用拡張機能。サイトは英語だがツール自体は日本語化されている。除外検索は勿論、多機能でかなり便利で必須ツール。度重なるサイトの仕様変更に応えきれず更新をストップした「Enhanced Steam」を引き継いだ物です。

SteamDB 色々なデータベース。英語のみ。最安値更新したものだけ表示とか、タグで細かく分別出来たり、機能がかなり充実していて、セール時には必須と言えるサイト。だが、セール機能はセール中の物しか見れず、また為替変動やアーリーアクセス等で値段が変化をした場合、完全に対応できていない場合がある。他にも色んなデータが見れてインディー探しに便利なので以下に別記する。ここもブラウザ拡張機能を配布している。

STEAM CHARTS Steamの各ゲームの同時接続数が分かる。ゲーム別やランキングなど。
遅延問題
 液晶TVやPCモニターでゲームをする人が多いと思うが、遅延問題を知っているだろうか?簡単に言うとブラウン管TVと違って、液晶モニターでは画面が表示されるまでの間に色々な処理が挟まるので、実際より表示が遅れてしまう問題だ。それによってタイミングが重要なアクションゲーム(特に格ゲー、音ゲー)のプレイに支障をきたすという事だ。
 未だに内部遅延時間を公表しないモニターメーカーも多く、ネット上でも応答速度と表示遅延の区別が付いてなかったり、そもそも遅延事態の定義がいい加減だったりする。情報を集めようにも厳しい状況だ。
 最近発売されたTVであっても遅延低減機能が無いものは、見た目で分るほど遅延をしていて驚愕した。家にあるTVでゲームをするしかない今の小中学生とかはどうしているのだろうか。TVは頻繁に買い替える物ではないし、古い物を使い続けてる家庭も多いだろう。少ない小遣いを貯めて、正しい情報を調べて、ゲーム機より高いゲーム用モニターを買っているとは到底思えない。これじゃ後進が育たないと思ったり、良いアクションゲームが出ない一因になっているじゃないかと思ったり。そんな問題の解決に近づく為に参考になるサイトをリンク。どれも古いので近々修正すると思う。

ゲームを快適に遊ぶための液晶モニター選び  現在発売されているモニターの中でお薦めの物が用途別に紹介されている。
2014年版おすすめゲーム用モニターまとめ  上記の2014年版記事。モニターの進化は遅いらしく、今現在でも有用な情報。
Useful Choice:おすすめゲーミングモニター  IGNによる2016年版記事。ゲーム専門サイトなのに典型的な応答速度と表示遅延を混同した記事。それ以外は至って普通の情報。
遅延体感テストプログラム  遅延を疑似体験するプログラムがある。それ以外の情報は古い上に、モニターの情報は無いので参考にならないと思う。
PS3のコントローラーをPCで使う
 タイトル通り、PCでPS3のコントローラーを使えるようにする「XInput Wrapper for DS3」の導入の仕方。このツール自体はとても便利で導入作業はそれほど難しくないのですが、筆者はインストールが上手くいかなかったり大変だった(単なる勘違いで間違えてた)。
 なぜPS3コンと思うかもしれないが、純正じゃないコントローラーは本当にすぐ壊れる。かといって純性は値段が高い。そこで古くて中古が充実しているPS3コンが性能と値段を考えると狙い目だと思うのである。中古であるが故に当たりはずれがあるので信頼のおける店で買おう。
翻訳支援ツールPCOT
 画面上に表示されている文字をOCR(Optical Character Recognition、光学的文字認識)を使って文字データ化し、さらに翻訳機能を使って自動翻訳もできるソフト。つまり、日本語の無い洋ゲーの画面上の文字を読み取って自動翻訳して表示する事が出来る。
 だが、うまく認識できない時もあるし、翻訳範囲を指定しないといけない都合上、一手間必要だったり(そこまで大変じゃないが)、自動で流れていく文字等は追い切れなかったり(画像キャプチャをして後から翻訳はできる)、マウスオーバーしないと表示出来ない箇所は対応出来たり出来なかったり(どうしてそうなるのかはよく分からない)、単純に翻訳の精度が悪く変な日本語になったりもあるが(これはこのソフトのせいではない)、それらを考慮したうえでも物凄い便利である事は確か(その割に文句つけすぎだろうか)。フリーで公開しているのは驚く(驚いた)。
 多機能で色んな事ができる様だが、作者自身も説明するのが大変なようで、筆者は正直よくわからないまま、最低限の翻訳機能のみしか使えていない。
 以前は、Capture2Textという同じようなソフトを使ってたが、更新が滞っているので変更した。

インディーゲームの探し方

 インディーゲームとは、小規模・個人開発によるゲームの事です。大手の会社では無く、独立し、パブリッシャーも付いたり付かなかったり、外部からの資金はほぼ無い/全く無い、その様な開発体制で作られています。といっても明確な定義や線引きは無いので大まかに捉えるのが良いと思う。特に最近は以前よりももっと境界があいまいになっている。大手の会社の中の小規模開発でインディーを名乗ったり、社員数が数百人以上、株式上場したりしている企業が堂々とインディーイベントに出たりもう滅茶苦茶と言っていい。これらの企業はメジャーでは小さく目立てないが、インディーという枠組みなら大きく目立てるのでこういう方法を取っているのではないかと予測する。こんな事をされたら本当の個人開発者の発表の場がどんどん失われていくと思う。
 だが本当に区分けが出来ないのかというと個人的にはそうは思わない。インディペンデントは日本語では独立という意味だが、一体何から独立しているというのか。それは金だと思う。金が一番ではない。つまりはプロではない=アマチュアであるという事だ。広く言えば今までのシステムに乗らない/離れているという事だ。一応書いておくがプロ=金の亡者、アマ=純粋なんてことが言いたいわけではないし、実際違う。続けていくにはお金が必要なの当たり前だからだ。そもそも区分けが難しくなったのは、金がないと続けられない → 売る為にはパブリッシャに販売を頼む必要があり、それにも金が必要 → 金を儲けるためには最大公約数的作品、つまりメジャー的な商業主義的作品を作らねばならない → インディーって何だっけ。という流れがあるからだ。パブリッシャに頼らず、でも続けていく為の金を確保できるやり方で独自の表現を貫くことが真に独立しているという事だと思う。
 そういった開発者達は、当然ながらヒト・モノ・カネ・ジカン、その他あらゆるものが無いので全然宣伝してない。Steamを始めとしたPCゲー販売サイトに多く集まってるが、膨大でメディアも追い切れていない。余程の有名作以外は自力で探すのはかなり大変。それを何とかならんのか考えるのがこのコーナーの趣旨です(前置きが長い…)。
 PC推しなのは、金がない製作者は当然CSへの移植費用がない。つまり必然的にPCに集まる傾向があり、実際数が多いからです。移植するにしてもPC版が出てからかなり時間が経過してからというのが多い。逆に言えばCS機で出ているインディーは数が絞られているので探すのは比較的楽だと思う。
 当然海外サイトが中心になるのでgoogle翻訳でサイト丸ごと翻訳するのが楽だと思う。DeepLは文を無視したり、とても自然な文章だが間違っている事が多くあまり使わなくなった。
 少し話がずれるが、「インディーズ」でも「インディ」でもなく「インディー」と呼びたい。筆者としては、日本語として使う以上和製英語がどうだとかは気にならない。だが、日本語の情報が少なく必然的に英語の情報を集める事になる都合上、元の言葉に近い方が良いと思うのである。
 ところで、似た様な言葉で「同人ゲーム」というのがあるが筆者は正直良く分からない。何かしらの区分けがあるように思うが検索しても判然としない。ただ、筆者の感が下手に触れると面倒そうな雰囲気を多分に感じ取ったので特に触れない事にする(フフフ)。

海外のインディーゲーム紹介サイト
Indie DB ModデータベースのMod DBから派生して2010年に誕生した姉妹サイト、らしい。当然英語のみ。製作者が投稿する形のよう。それ故に情報は早いがまとまってなく、ごった煮感がある。これで新作チェックするは余程のマニアだろうか。ところで、毎年「Indie of the Year」を発表している。ユーザーが選んだもの、編集者が選んだもの、期待作など色々あるが、他では選ばれない物が多く渋い。ルールを見るとそもそもこのサイトに登録してないといけないのと、インディーと認められる規模がかなり小さい、投票数も2018年では4万弱なのであまり大きなサイト・賞ではない事も関係してるかもしれない。有名作が並ぶだけの賞はつまらないし、色んな作品を知れるのでこれはこれで良いと思う。

Indie Games Plus 更新量はとても少ないが定期的に色んな作品を紹介してくれる。海外で良いサイトがないかと探している時に複数で紹介されているのを見たので定期的にみている。が、どこでも紹介されているタイトルを後から載せている場合が多い。少し前から更新が止まった。まぁ、そうなるよね。

Indie Game Cloud インディー関連の情報を自動で収集し表示するサイト。ウェブサイトだけでなくSNSやyoutubeも調査対象のようだ。機械的に選ばれているだけなので、楽ではあるが役に立つのだろうか。先入観が入らないので意外な掘り出し物が見つかるということはあるかもしれない。自前で作成していると思われるのは記事のみのようだが、こちらも「○○なゲーム□選!」みたいな記事が多く、中身も有名作が並ぶ。記事の順番も時系列順ではないのか2020年のベストがトップに来ている。他のインディーゲーム紹介サイトを紹介するページ(Best Indie Game Websites and Blogs)は参考になるかもしれない。だが最初に紹介されているのが、上記の更新が止まったサイト…。他にも更新終了しているものもあるので、このサイト自体の更新頻度は極めて少ないようだ。

PC Gamerのインディータグ 海外サイトPC Gamerのタグ表示(そのままやんけ…)。当然英語。なんでこのサイトかというと見逃しそうなインディー5個を毎週紹介しているのと、インディーというタグで記事分類できるから。この分類表示ができるサイトは意外に少ない。正直な所、日本も含めて世界のどのメディアもインディー以外の大手の情報はほぼ同じ。特集記事やインディーだけ見ればいいので、こういう分類ができるサイトをもっと知りたいし、もっと増えてほしい。

Steam 250 Steamのデータ集計サイトは幾つもあるが、このサイトのHidden Jemsに注目。要するに評価は高いが売れてはいない作品のランキングだ。隠れた良作を見つけるのに良いかもしれない。インディーだけ表示する訳では無い事に注意。トレイラーがワンクリックで見れるのは便利。

SteamDB 上にも書いたがセール絞り込み以外にも、色んな機能がありインディー探しに使える。発売予定ゲームの日別フォロワー数ランクを見れば世間的な注目作が分かる。さらに発売済みゲームの日別人数/評価/フォロワーランクで発売後の評価からチェックすることも可能。どちらも期間を自由に変える事も出来る。フォロワー数やレビュー数など特定のページのみでしか扱えないデータ等があり融通が利かないのは何とかしてほしい所。
海外のインディーゲーム紹介YouTube
 初心者が一番見やすいのがYouTubeだと思う。とりあえずトレーラーをバンバン流しながら英語で紹介していくスタイルが多い。言葉は分からなくても十分役に立つと思う。

Best Indie Games この手の動画で最も有名なのだと思うが、YouTubeでIndie Gameと検索するとよく出てくる(ついでに書くが、Youtubeの検索はあまり参考にならない。条件に合致しているものでも平気で無視したり、並び替えしただけで結果が変わる。サイト側が見せたいものを無理に見せようとしてくる)。ほぼ毎日更新で色んな作品を紹介してくれるし、選択も悪くないと思う。当然英語だが、喋っている事が分からなくても作品は知れる(自動翻訳を使えば何となく分かる)。概要欄にはリンクもあり配慮が利いている。だが、明らかに宣伝、明らかに大手のタイトルを紹介するときもあり、結局商売なのは海外も同じなのだと感じる。以下に同様の形態でゲーム紹介している物を挙げる。被る事もあるがその時はチャプターを飛ばして(Ctrl+→)見ればよい。
I Dream of Indie Games
Free Spirited Gamers(最近、更新頻度が急に下がる)
Get Indie Gaming (更新停止してたが再開、が、また停止)
Tensor Gaming(最近、活動終了した模様。まぁそうなるよね)

Alpha Beta Gamer インディー専門という訳では無いようだがほとんどインディーで、名前の通り開発中の物も多く情報が早い。だが基本的に主観視点のホラーアドベンチャーが多く、ジャンルの偏りは明確にある。別チャンネルもあり、こちらは問題のあるゲームを紹介する時に使う様だ。何が問題かは実際見ればなんとなくわかる。またこの動画制作者は大胆な編集を行う事があるので実際のゲームとはかなり違う場合がある。その際は概要やコメント欄に説明がされる。例えば音楽のないゲームに別の音楽を付けたり、繰り返しが多く動画的に面白くないと判断した場合にそのシーンをカットしたり、順序を入れ替えたりする。

itch.io そのままitch.ioのYouTube。どういう理由で選択しているのかはわからないがSteamとは少し違ったゲームが見れる。
海外のインディーゲームイベント
Independent Game Festival インディーゲームの賞ではおそらく一番有名だと思う。略称IGF。普通、大きな賞というのは有名作が並ぶだけでつまらないが、筆者が知らない作品も結構あったりする。
 ところでこの賞、サイト内のルールを読んでもよく分からない事だらけだ。審査員とは具体的に誰なのか。どういった理由でその作品たちは選ばれたのか。まだ発売していない作品も、未発売部門とかではなく載っている事に疑問を持つ。ゲームは微妙なバランスで面白さが劇的に変わる事もあるので、完成して発売されてみないとよくわからないのは誰もが知ることだろう。
 そもそもこの賞の業界的な知名度というか注目度も気になる、入選して掲載されている作品においてもレビュー数が20程度、つまり売れてない物も多い。リンクされているトレーラーなどの動画でも100回程度の視聴数しかない事がある。授賞式の動画も2,000程度とどれも少ない。筆者の様なプレイヤー以外にもクリエイター、ライター等、それなりに多くの人が注目していると思っていたので拍子抜けする。もしかして自分は何か間違った所を見ているのだろうか。それともこんなものなのか…。

PAX 毎年複数回、色んな場所で開催される。PAXはPenny Arcade Expoの略。インディーゲーム専門イベントではないがこのイベントで初めて発表される物もあって注目。だが日本のメディアではあまり紹介されない。こういう記事を見るとあくまでユーザーよりのイベントなのでメディア的にうま味がないという事なのかもしれない。

IndieCade 毎年秋に開催している小さいイベントのようで余り情報がない。アート寄りの作品を選ぶとあるが全くそんなことは無くいたって普通の選択のように見える。

The Mix 海外ゲームメディアのIGNが始めた開発者とメディアが出会うイベント。あくまで第一回の場所がIGNなだけのようであまり関わりがないように見える。

Day of the Devs ゲーム会社「Double Fine」とグッズ会社「iam8bit」がやっているイベント。オフラインでもイベントをやっている模様。情報が少ない為よくわからないがそれなりに大きいイベントなのかも。特定の会社が主催しているので宣伝色が強いのではと思うが実際はよくわからない。

Indie MEGABOOTH ゲームの宣伝は勿論、開発者同士やパブリッシャーと結びつける事を目的とした団体、だと思う。年2回募集して2、30人で審査して合格の物を紹介しているらしい。が、無難な選択で発見は少ない。審査しているのであれば選評などが有るはずだが無い。2020年に活動休止した。

IWOCon  有志が作り上げたバーチャル世界でのゲームイベント。日本語の情報はほぼない。この記事を読むと少し概要が分かるかも。コロナ禍関係なくこういう形のイベントが増えたら良いと思う。IWOCon自体は他人と一緒にオンラインプレイはできないが、筆者はPS Homeを思い出した。実際過去にはHomeでE3イベントをやったことがあり(まぁ、しょぼかったが…)、Homeが今も続いていたら、その中でこの様なゲーム紹介イベントが開催できたのではないだろうか。Homeについては、上手くやればとても可能性があり、VRやメタバースとの相性も良かったと思う。たが、実際にはソシャゲもどきと、廃墟で酷い有様で中途半端なまま終了した…。あれ、何の話だっけ?

 他にも様々なイベントがある。特に世界最大のイベントE3(最近はE3自体があったりなかったりするが)や同時期に複数のイベントが開催されている。インディー専門ではないし、多すぎるし毎年変わったりするので個別の紹介はしないが、とにかくデカいイベントなのでインディーもそれなりに紹介される。まぁ6月あたりは色々あるよという事で(適当!)。あ、Gamescomもインディー専門じゃないけどEU圏のデカいイベントだからチェックした方がいいかも。時期は夏から秋にかけて位だ(適当!)
日本のインディーゲームイベント
 BitSummit 国内では一番大きいインディーゲームのイベント、だと思う。任天堂、SONY、Microsoftが集合する唯一のイベントだとか、初期の頃とは趣旨が違ってきている(日本から海外へが今や逆)だとか、未完成作品に賞をあげるのはどうだとか、東京ゲームショウも同様だが明らかにインディーじゃない会社が堂々と出展してたりがどうだとかは言ってはいけない(言ってる)。もはや日本のインディーゲームを盛り上げるものとはDANGENできないのではなかろうか。
 他に似た様なイベントで、デジゲー博、複合イベントのTokyo Sandbox、インディ―専門ではないが、岐阜で開催していて花火大会も近くでやっていて楽しそうなぜんため、かつてはBitSummitと同じ日にすぐ近くでやっていたMEGABIT CONVENTION、イベント自体も独立系な東京電脳特区等がある。他にも色々あると思う。
 一応、国内最大イベント東京ゲームショウにもインディーコーナーがある。最近は配信に力を入れているようだが、公式配信の再生数は驚くほど少なかったりする。各メーカーやメディア等も同時に複数配信しているのでどこで何をやっているかが分かり難過ぎる。今更見るまでもない有名ゲームやスマホゲー、ゲームと直接関係ない物も結構ある。メディアの配信の中ではインディーから海外勢まで幅が広いIGN Japan位しか見る所はない。
気になるインディーゲーム
 気になっているインディーゲームのトレイラーを紹介。随時更新。基本的にはこれから発売する物を紹介したいが厳密にはしない。リンクは適当で特定のプラットフォームのチャンネルだったりするがどれもPC版がある。こんな事を言うのもなんだけど、トレイラーが格好良いからといって面白いかはわからない。これはゲームトレイラーあるあるでもアル。

The end is nahual: If I may say so
Holstin
Bubblegum Zombie Hunter
1 Bit Survivor
My Work Is Not Yet Done
Lethal Honor - Order of the Apocalypse
Keylocker | Turn Based Cyberpunk Action
Sonzai
Dead Static Drive
Wind Runners
Echo Generation
The Cabbage Effect
Protoworld
LAZR - A Clothformer
The Last Night